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2005/06/17

モノクロームの夏

拙blog々が、次々とモノクロ写真に目覚めて燃えまくっております。
かく言うへらコブラも、最近プライベートの写真はモノクロで撮ることが多いです。
an injured flower
FinePixS3Pro.カラー設定をモノクロにして撮影。

FinePixS3Proのモノクロモードが意外と優秀で、冷たいトーンの黒の描写が気に入っております。

自分的には、デジタルで撮るモノクロ写真が新鮮なんですが、モノクロフイルム→カラーポジ→デジタルと習得して行った自分とは丁度逆の順序で、皆様の場合、デジタル→カラーポジ→モノクロフイルムと興味の幅を広げてるんですねぇ。

と、言う訳で自分的モノクロフイルムの現像の思い出を記しておきます。
もっとも、ここ10年位、モノクロ現像はやって無いんですが(笑)

think
T-MAX400 現像はT-MAXデベロッパーかD-76の1:1希釈のどっちか(忘れてるorz)

モノクロフイルムの最大の魅力は、撮影から現像プリントまでのプロセスを全部自分で処理出来る事。
(カラーネガも、やってやれないことは無いんですが、仕上がりの安定度とかを考えるとちょっとめんどくさい)


自分的には、微粒子で諧調豊かなフイルムの順位は、XP2>T-MAX100>T-MAX400>Try-Xって感じです。
一方、好きな描写のフイルムとなると、Try-X(D-76 1:1現像)>XP2>T-MAX100.400って感じ。
考えてみると、富士のモノクロフイルムはあんまり使わないなぁ。(ポジはほぼ100パーセント富士ですが.....)
ま、これは、別に使わないフイルムが劣ってるとか言うんではなく、単に好みの問題ですな。

それぞれのフイルムへの思い入れは

Try-X>モノクロフイルムの王道!あの粒子の感じが好き♪

XP2>目的やコンディションに合わせて感度設定することができるとメーカーが言う様にISO50〜800の設定内なら普通にプリント出来るラチチュードの広さ。粒子的にはISO200位が一番綺麗だと思う。
この豊かな諧調が、このフイルムの魅力の全てでありC-41処理で現像の手間がかからないとかは二の次。ポートレート用には、このフイルムを超える物は存在しないと思っていた(10年前の話ですが....)
あくまでもモノクロプリント用のフイルムなので、カラー用印画紙で同時プリントしても綺麗なプリントにはなりません。粒子も荒れるし諧調も全然出ません。間違っても、その状態でこのフイルムを判断しては逝けませんゼ!!(ついでながら普通のスキャナーで取り込んでも、あの諧調は表現難しいんだろうなと想像.....今度試して見よう)

T-MAX>Try-Xより微粒子なんだけど、現像する際、T-MAXデベロッパー(現像液)は、最低でも前日には希釈して寝かしておかないともの凄い硬調な仕上がりにビビル事が多かった。D-76の1:1希釈で現像すると、だいぶマイルドなフイルムになった記憶がある。

ついでにコダックのC-41処理するフイルムBW400CNは、ネガを見る限り、T-MAX400に近い気がしますが、紙焼きしてないんで最終的な評価は下せないでいます。


現像液は、何と言ってもコダックのD-76。マニュアル通りに希釈しておいて、現像時に1:1に希釈して使用してました。希釈した現像液は疲労しやすいので使い捨てです。
同じくコダックのT-MAXデベロッパーは、原液を希釈してから少し寝かさないと、カチカチの超硬調現像に....ま、アレはアレで味かも知れませんが........
学生の頃は、課題の提出日が決まってるにもかかわらす、ギリギリまで準備しなかった故、溶いて直ぐでも比較的マシなD-76 1:1希釈を多用してたモノと思われますorz
(まあ、どんな現像液でも、溶きたてをイキナリ使うと硬調に仕上がっちゃうんですが.....)
増感時には、富士のスーパープロドールを使ってました。液温を高めにして現像すると、気持ちいいくらい素粒子になってくれました。

停止液の氷酢酸は、あの暗室の臭いの元凶と言えるのですが、最近は無臭性の停止液も売られてるみたいです。(使ったこと無いけど)
希釈前の原液の臭いを、瓶から直接嗅ぐと、呼吸困難に陥りのたうちまわることが有りますのでご注意を!!<経験者談

定着液は何故か富士のフジフィックスばっかり使ってました。<定着液の違いが判らない漢
写真学校の課題提出前日、夕方に水で溶いてフイルム現像→その後印画紙現像に使って、バットを部屋に広げたまま(もちろん薬品も)ガッコに課題提出→帰宅すると酸化した薬品からはアンモニア臭がorz→捨てる、言うサイクルの繰り返しでした。

QWとかドライウエルとかの薬品は、使うと楽出来るので率先して使っておりました。

最後にフイルムの現像タンクの傾向と対策。

ベルト式は巻くのは簡単だけどムラや気泡が出やすい。

片溝式は、いい加減に巻くと乳剤面がくっついちゃって斑なネガになることがタマに有り。

両溝式は巻くのが難しいって人がいますが、そう思ったことは一度も有りませんでした。明るいところで、5〜6回練習してからやれば、そんなに失敗することはないと思います。
と言う訳で、Kingかどっかのステンレスの両溝式の4本用タンクを2つ使っていました。
プラスチックのタンクよりステンレスのタンクの方が、熱伝導率が高いので液温が管理し易いので、現像時は攪拌してる間以外は液温と同じ温度の水の入ったバケツにタンクを漬けておいて、温度が一定になる様にしていました。

こうして読み返すと、何も役に立たなそうな思い出ばかりダラダラ書いてるなぁ。
ここまで読んでくれた方、戯れ言にお付き合い有り難うございましたm(__)m

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コメント

メモメモ。
練習すればだいじょうぶですか>両溝式。
リールだけ買って練習するかなあ^^;

XP2はそんなに階調が出るんですか。そうですか。
うーん、プリントじゃなくてスキャナで読み込んでみよう。

投稿: too.cheap.jp | 2005/06/17 21:27

現像しようとする人は熟読すべしですねφ(-_-)メモメモ
Slim Tがきっかけでモノクロの世界にどんどんはまっています。
本当にありがとうございました。愛用しています^^

現像は楽しいですよという話をとあるところでずっと聞いていたのですが、
自宅でやった方がコスト面でも良いということに背中を押されています(笑)
暗室講習会は参加希望者が多くなりそうな予感♪

投稿: usako | 2005/06/17 22:50

近い将来too家に暗室ができそうな予感ですね(笑

廃液処理が気になるのですが、やはり希釈して下水ですか?
学校やラボなんかだと業者が引き取ってくれそうですけど、個人だとそうも言ってられないですよね〜。
ウチは田舎だから下水完備じゃないのですよ…orz

投稿: さんご | 2005/06/18 09:00

うちはいきなりスーパープロドールから入りました。一番安くて大量にあったので。増感の時間も書いてあったし♪
停止液は水です^^;印画紙やったときにせまいとこでの酢酸はいやー!と感じ、停止液は現像を止める目的なので薄まればいいはず、とがーっと水ながしてます。
定着液は同じくフジフィックス。安いしたくさんあるし何も困らないしでお気に入りです。なんといってもアマチュアは「近所で常に手に入る」というのが重要だと思ってます。

温度はほとんど気にせず現像液を最初にはかったときのを現像温度だとしていましたが、温度管理でだいぶ違いますか?

そうそう、BW400CNはマニュアルを読むとカラー印画紙用らしいです。が、いまのとこ、フロンティアではモノクロの雰囲気がまるででません。
BW400CNは現像までは化学処理で、そこから先はスキャナで取り込んでデジタル処理するためのフイルムではないかと今日ソロを吹きながら考えていました。
覆い焼きとかの処理をしてから出力すればなかなかいい感じになりました。単に好みと濃さがずれてただけ!?

XP2、一度つかってみないと食わず嫌いはだめですね。よし、どこで売ってるか探そう!

投稿: だいせい | 2005/06/19 00:42

階調の差がよくわかりません。
っていうか、モノクロを見るポイントがよくわかってません、私。
よって自分で撮る時のポイントが見えてません。
やっぱり大伸ばしのをバンバン見てかなきゃダメなんでしょうか。
よくわかってないのに、XP2買ってきました。
いかんぞ、私。

投稿: nino | 2005/06/19 10:11

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